温故知新

温故知新シリーズについて

「温故知新」の目次

題目 紹介
第1回 QSL転送ステッカー JARLが行っていた非会員・DX宛のQSL転送サービス
第2回 JARL NEWSの広告 JNに掲載された、ちょっと変わった広告の話題
第3回 学校クラブ局の今 今は少ない学校の無線クラブの話題
第4回 国際返信切手券(IRC) DXからQSLをもらうための送料として使われるIRCの話題
第5回 世界の珍コールサイン JAはもちろん、DXには変わったコールサインが沢山
第6回 We are brothers 会えそうで会えない、自分と同じサフィックスの局

「温故知新」と意味とねらい

 中国の孔子の名著{論語」に記載された文章から出てきた四字熟語で、かつて中学・高校で学んだ方も多いことでしょう。原文は「故き(ふるき)を温ねて(たずねて)新しきを知れば以て師となすべし」ですが、「温ねて」と「温めて(あたためて)」の二説があるようです。
 過去の歴史・思想・古典などを研究することで、新しい知識が得られるという意味です。
 早いもので、この世界を知って40年を迎えます。年配が多く若い世代が少ない趣味、私も年数だけはOMらしくなってきましたHi。小学校から受信機のダイヤルを回し、勉強そっちのけで無線に熱中したものです。進学・就職の節目は電波を出す環境も余裕もなくQRTする時期がありましたが、無線を忘れることなく生き延びてきました。
 アマチュア無線も若者離れが顕著で、30歳未満の人には奇妙な趣味に映るようです。見ず知らずの人と話して何が楽しいの?とか、いつ交信出来るか分からない人を待っているなんて時間のムダ、ケータイがあればすぐじゃない・・・こんな意見もあります。
 免許を取って電波を出したけれど、現実を知ってガッカリ、即リグを売って廃局・・・というパターンもあります。楽しさを見つける前に止めてしまうケースもあるようです。
 最近はリタイヤ組が増えてきました。若かりしころ、金銭的な理由や家庭の事情で無線を中断した人がカムバックしてきました。そんな人からは、「昔のほうがのんびり遊べた」という声が聞こえます。
 今後、アマチュア無線はどのような方向へ進むのでしょうか。お空の人口は自然減で空き、相手に困るくらいに衰退するのでしょうか。あり方を考えねばならない時期です。(すでに10年以上前からこの兆候はありましたが)
 将来を考える一手段として、過去の良き?時代のエピソードを探そうと考えました。ただ、「昔は良かった、今はダメ」と批判的かつ進歩のない意見は書きたくありません。話題の中から、現代にあてはまる楽しみ方を発見したり、現状の課題を解決するための一歩が踏み出せればいいな・・・と考えています。
 故きを温ねれば、大OMなら若かりし頃(Hi)を思い出して何か再チャレンジするものが、最近この世界に入った方は知らない世界から興味のあることが発見できるかもしれません。
 先人の苦労を知れば、将来への道を模索しましょう。変わった話題を探しつつ、課題提起が出来れば幸いです。

コンテンツを探しています

 コンテンツって何? はい、=ネタですHi。
 自分なりに探しているのですが、何が面白いか?私だけの判断では偏ってしまいます。もちろん、情報や資料を提供していただければ助かります。何しろ、私が知っているのは昭和40年前半ころからなので、それ以前のネタはわかりません。書籍等の資料はあっても、実際の体験がないのです。
 どちらかといえば、「へぇー」と感ずるトリビアネタが好みです。お心当たりの方はメールをお寄せ下さい。
 なお、第1回から第6回までは、地元クラブのクラブ報の記事として作成したものです。無断転載は堅くお断りします。
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