
周波数が正常に変化しませんでした。ロータリーエンコーダが故障しており、周波数を上げようとしても不規則に下がるのです。マイクの周波数UP/DOWNスイッチでは正常ですから、PLLは問題ありません。
交換するエンコーダは手持ちがあったのですが、この分解がクセモノで、エンコーダを固定する特殊ナットを外すのに特殊な治具が必要です。
右の真鍮ナットですが、4個の凹型のミゾを引っかけて回転させなければなりません。簡単な治具を作ってみたのですが、うまく外れず困りました。
過日、100円ショップで先の細いラジオペンチを発見、先端がミゾに入ったのでエイッ!と回したら、幸運にも回りました。

手持ちと同じA社製のエンコーダだったので、早速交換し正常に動作することを確認して再組み立てしたら、ツマミを止めるシャフトが異なっていることに気づきました。下の写真の左が本機から外したエンコーダ、右が取り付けたエンコーダですが、ローレットのツマミが入らないのですHi。
FT-790mkIIの保守用に入手したエンコーダがあったので、再度分解し交換しました。何ともドジな話です。
また、液晶照明が点灯しませんでした。エンコーダ交換時に電球を交換しましたが、2個あるべき電球が1個しかありませんでした。電球は手持ちがありますが、かぶせるグリーンのキャップが1個しかありませんので、2個ともキャップなしで取り付けました。趣味の問題ですが、写真のようなアンバーでもすっきりして満足です。