2009.4.20現在
2010.7.15改訂

お譲りする際のお願い

  1. 現状は説明に記載しています。全ての機能を確認してはいませんが、基本機能はチェックし明記します。
  2. ジャンクは説明と写真のみでご判断下さい。
  3. ご購入いただくことを前提に、不明な点があればメールでご質問下さい。必要に応じ、説明に追記します。電話は受け付けておりません。(電話番号は公開していません)
    「聞いてみたいだけ」という程度の質問・問い合わせはご遠慮下さい。お互い時間のロスが生ずるだけです。
    また、アマチュア無線に関連する機器の場合、免許所有者を対象としますので、コールサイン(失効した場合は当時のコールサイン)とお名前・ご住所をお知らせ下さい。
    その他の商品はお名前とご住所をお知らせ下さい。
  4. 中古品がほとんどなので、外観・性能は当時と同じではありません(当然ですね)。また、測定評価結果は手元の計測器を用いますが、定期校正を行っていませんので、精度を確実に保証するものではありません。
  5. 修理で手を加えた箇所もありますが、全てを私が行ったわけではありません。前所有者・メーカー・販売店等が修理・改造を行った箇所もあると思われますので、これらの出来栄え・品質について保証はしません。
  6. 中古品なので、「経年変化」は発生します。連続通電・繰り返し送信等のテストは行いますが、発見されない不具合もありうることをご理解下さい。
  7. 「感度が手元のキカイより悪い」とか「パワーをSWR計で測定したら多く出すぎる」とか、ファジーな評価・正しくない手法の評価のクレームはご遠慮下さい。(多くのベテランなら、無駄な議論と理解していただけると思いますが・・・)
  8. 致命的な不具合点があれば、ご返送いただければ修理調整を行います。発送後、1ヶ月以内とします。但し、送料ご負担でお願いします。
  9. 操作方法は、添付されている説明書があれば、ご自身でお読み下さい。
 以上まとめますが、お譲りする製品に対し基本箇所の責任は持ちますが、限度を超えたサポートはいたしません。
 本業でも良くあることなのですが、『製品を購入するとサポートは永久にタダ』と考える人がいます。また、話を聞くのも費用が発生しない、と勘違いしている人もいます。
 事業では、人件費や経費を考慮するにあたり、1時間当たりいくらかかるか?を金額換算(アワーレート、hour rateと呼ぶ)します。これも仕事が連続なのか、短時間のコマギレで待ち時間が発生するかによって異なります。
 あなたの年間所得(ボーナスを含む)を12ヶ月で割り、さらに1ヶ月に仕事をする日数で割って下さい。1日あたりの収入が出ます。これを1日の労働時間で割るとあなたのアワーレートが出ます。もちろん、休憩なしで働いた場合です。
 金額、高いでしょうか。ご自分がプロとなって修理をし、窓口となってサポートする際に、自信をもって請求出来るでしょうか。
 趣味の世界を仕事に置き換えるつもりはありませんが、要するに人の時間を拘束することの意味を理解していただきたいのです。
 趣味ではなくビジネスだったら、メーカーサポートを終えたリグの修理なら1時間程度の簡単な修理でも1万円以上が当たり前、10万円を超えるケースも多いでしょう。基板交換ではなく、原因をつかみ部品1点1点を交換修理するからです。
 某有名オーディオ修理屋さんのサイトを調べていただくと分かりますが、30年以上前のオーディオアンプの修理に10万かかる、という事例も沢山見られます。
 30年前に比べ、リグの価格はあまり変化がありません。HFの中型機は2-5割アップ、V/UHF機はせいぜい1割アップくらいです。でも人件費は大きくアップしました。大学卒の初任給が倍です。「ヒト」にかかるお金は高い!