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2004.8.17作成
2007.10.2修正
2010.9.26追記

トリオ TM-201D

TM201D
☆周波数・モード  144MHz FM
☆定格出力 非公開
☆最大周波数偏移 非公開
☆マイクインピーダンス 非公開
☆受信方式 非公開
☆受信感度 非公開
☆通過帯域幅 非公開
☆電源 非公開
☆消費電流 非公開
☆寸法・重量 非公開
☆発売年・定価 非公開
 オークションで入手しました。10W機(TM-201)を入手後に25W機が手に入りました。
2010.9.26
 オークションの無断リンクが依然としてあるので、上記仕様を非公開とします。

このリグの説明

 TM-201(10W機)の25W仕様です。フロントパネルは同じですが、後ろの放熱器が大きくなっています。パワーモジュールとその周辺回路が異なるだけです。

受信部

 これも受信は問題なさそうでしたが、TM201同様に調整してみました。調整方法はTM201のページを参照下さい。
 FM専用機ですから、144.7MHz・145.0MHz・145.8MHzの3点で感度調整をしています。
 最後に145.0MHzでSバーグラフが+20dBu入力で全部点灯するように調整し終了です。
 145.0MHzのS表示値の変化をまとめたものが右図です。Sが2.5〜4程度多く表示されます。完全な直線性はなく、S5以上が表示しづらくなるようです。
調整前 調整後 S特性
調整前 調整後 S特性(F=145.00MHz)

送信部

 パワーは全バンド25W出ていました。ドライブ段を調整しても、せいぜい1〜2W増えるだけで、ほとんど変化ありません。
 送信周波数も誤差500Hz以下で、周波数調整は不要でした。プロテクションも問題なく動作しました。

その他

受け取った最初の印象は、「かなりきれいなリグだな」でした。外観のキズも少なめです。モービルブラケットは必要でないのですが付属していましたし、電源ケーブルも付いていました。
 即使えるリグなのですが、何もしないと退屈するので(Hi)手を入れました。でも、受信しか触れませんでした。
 ケンウッドのサービスマニュアルが入手出来ました。回路図・実体配線図もあります。チップ部品に手を入れるのは大変な作業ですが、このくらい情報が揃っていないと難しい時代になりました。
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