2011.6.18

CQ出版社 アマチュア局用送信用真空管規格表(CQ誌付録) 1968年発行

アマチュア局用送信用真空管規格表 CQ出版社のCQ誌1968年1月号の別冊付録「アマチュア局用送信用真空管規格表」です。
 A5サイズ64ページ(広告を含む)ですが、送信真空管約50本のデータと、受信真空管50本弱が記載されています。
 受信管は、別途紹介した1966年の電子管規格表の追加分です。
 送信管では動作点によって印加電圧・電流が異なります。SSB用のAB1級動作・CW用のC級動作・リニア用のGGアンプ動作等、細かく動作例が記されています。
 ポピュラーだった807・6146・6146B・6JS6もあれば、リニアでおなじみのX球や4-シリーズも記載されています。
 過去、ハイパワーには縁が無かったので、前者の4本くらいしか使ったことはありません。
規格表の例
 右が4X150Aの記載例ですが、プレート電圧1000V以上と見ただけで手を触れる気になれませんHi。
 広告は真空管販売店が3件出ています。先日惜しくも閉店した小沢電気商会もありますが、6BA6・6BE6が\150、6AQ5が\200、807が\500、6JS6が\880、6146が\1,400です。現在の金銭感覚なら安い!ですね。
 広告でもう1件。下写真の左は一般真空管ですが、右はTVのブラウン管です。14インチから19インチまで揃っており、\1,500から\4,500とか。
 テレビ修理の交換パーツとしてブラウン管を通販していたのでしょうか。これはさすがにピンときません。
ブラウン管のCM?