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2011.6.28
CQ出版社 トロイダル・コア活用百科 1985年発行
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コイルを自作する際、トロイダルコアを利用するようになりました。アンテナのバランでも使うので、一応知識は得ておこうと考えて購入しました。
学生時代の電磁気学で使った数式に再会?、磁束密度やらBHカーブなど懐かしい言葉も見ましたが、あまり理屈にこだわらず実践に必要な内容のみ利用しました。
応用編が3/4を占めますが、多岐にわたる応用例が掲載されています。大信号増幅器で10-500Wまでのトランジスタ・FETアンプが紹介されており、いずれHF帯で真空管リグのファイナル部を半導体化出来ればいいな・・・・と興味を持っています。
原文では周波数によって出力が大きく変化するため、さらに工夫が必要ですが、時期をみて実験してみたいと考えています。
もっとも、ハイパワーのトランジスタも入手が難しくなってきましたが。
原文では周波数によって出力が大きく変化するため、さらに工夫が必要ですが、時期をみて実験してみたいと考えています。
もっとも、ハイパワーのトランジスタも入手が難しくなってきましたが。
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フィルタ・バランの作成は、参考になります。インターフェア対策のローパスフィルタ、電源に接続するラインフィルタ、同相ノイズを除去するコモンモードフィルタ、フロートバラン等、いくつか応用して作ってみましたが、手持ちのコアに応用してコイルの巻き数を変更して製作しました。
バランやラインフィルタは、データを元に作れば再現性も良く実用になります。効果があるのか?も分かりにくいですが、運用時に発生する効率アップやインターフェア対策として複数個用意しても損はありません。
バランやラインフィルタは、データを元に作れば再現性も良く実用になります。効果があるのか?も分かりにくいですが、運用時に発生する効率アップやインターフェア対策として複数個用意しても損はありません。
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パーツは通販で入手可能ですから、グループで購入すれば製作講習会の素材にうってつけでしょう。