全日本1万局よみうりアワード 申請書作成ファイル (エクセル)

2016.1.27
2020.12.8改訂

まえがき

知人から、アワード申請書作成の相談を受けました。読売新聞社が制定する「世界および全日本1万局よみうりアワード」の全日本の部門です。
1万局のデータを整理せねばなりませんが、QSLカード整理・リスト作成には膨大なマンパワーが必要です。
多くの方がパソコンでデータを管理している現在、このデータを活用しない手はありません。
なるべく容易な方法で整理出来れば・・・と考えました。
ハムログのデータをエクセルで編集し、知人のリスト作成は何とか終えましたが、編集・修正に多くの課題を抱えました。今後、自分が申請する際に活用出来るように・・・と、見直し修正を加えた結果、実用に近いエクセルファイルが出来てきたので公開します。
まだ不具合があるかもしれませんが、バグ取りにご協力いただける方のレポートをお待ちします。
ご意見は以下の掲示板からお願いします。
   http://hamradio.bbs.fc2.com/
2020.12.8 追記
ファイルにバグがあったので、修正しました。
バグ内容: すべてのシートの一部(エクセルファイルのQ列)で、5局分のデータが次列と重複し、前列の続き5局分が反映されなかったのを修正      Tnx JA4LKB

アワードの説明

よみうりアワードは、以下のURLで公開されています。
   https://www.yomiuri-systec.co.jp/html/business/etc.htm
上記URLからリンクされている規定書および規定書補足は、以下の通りです。
   https://www.yomiuri-systec.co.jp/html/business/yomiuri-award/kiteisho.htm
   https://www.yomiuri-systec.co.jp/html/business/yomiuri-award/kitei-hosoku.htm
注記:
規定書に記載されていないルールがあります。申請先にお問い合わせ下さい。
(個人的意見ですが、発行元が正確かつ適切な文章表現を重んずる大手新聞社なのに、オフィシャルでないルールがあるのは不思議です。)
担当者レベルで決まっている規定かも? 担当マネージャーが交代すると、変更されるかもしれません。

本ファイルで出来ること

アワード申請には、QSLカードを得た異な1万局のコールサインを記したリストが必要です。このリストは、コールサインを順番に並べて記載するもので、A3用紙1枚に対し625局のコールサインを記入します。
コールサインは、エリア・プリフィックス順に並べ、各エリア最低500局・最大1,500局です。
リストは16枚(625局 X 16枚 = 10,000局)作成せねばなりません。
手書きの場合、1局の書き込みスペースが狭くて苦労しそうです。書き損じやチェック時の修正・削除・追加にも気を使います。このリストをパソコンで作成・プリントアウトし、細かな修正を手書きで行います。
申請には、テーマ局という書類も別途必要です。テーマ局とは異なる複数バンドのWAJA(47都道府県)のリストですが、これは運用地の詳細を記入するため、本ソフトでは対応しません。
また、テーマ局はリストに赤丸で明確にしますが、これも後で手書きで入れていただきます。
サンプルを以下に示します。 通常のフォームでは1枚625局ですが、675局でプリントした事例です。
下列に記入欄(Remarks)があります。

必要な条件

以下の条件が必要です。
  1. Windowsパソコン  OSはVista以上 XPでも大丈夫のはずですが・・・・
  2. ハムログで入力されたデータ バージョンは問いません
  3. エクセル2007以上
  4. A3出力可能なプリンタ  最終プリントアウト時にご用意下さい
あとは、ソフトを操作するスキルです。Windowsは当然として、エクセルは初心者レベルで結構ですので勉強して下さい。

本ファイル利用の流れ

以下の手順で作業を行います。ファイル(エクセル、.xls形式)は こちら からダウンロードして下さい。
ver1.1に更新しました。 (2020.12.8)   
ファイルは20以上のシートで構成されています。
操作マニュアルは、シート(MANUAL)もしくは こちら のPDFファイル(.pdf)をご参照下さい。     
手順:
  1. ハムログのデータから、検索機能を利用して1万局以上のデータを抽出します。
    CSVもしくはエクセル形式です。
  2. 上記データから、コールサインのデータのみをコピーします。
  3. 本ファイルにデータを貼り付けます。
  4. データとQSLを照合し、不要データ(記載不備・エリア別局数の上限・申請局数上限等)を除外する編集を行います。逆に、データで漏れていたが必要なデータを追加します。
  5. 仕上がりを確認した後、プリントアウトします。

その他

  1. このアワードはC賞(2,500局)で申請し、以降B賞(5,000局)・A賞(7,500局)・本賞(10,000局)と順に申請も可能です。実際は10,000局まとめて申請される方がほとんどのようです。
    本賞以外で申請したい方は適宜アレンジしてご利用下さい。
  2. この申請書作成ファイルは、発行元から入手した申請書類のフォームに準じて作成しました。同一形式であれば、パソコンからプリントアウトしても可だそうです。
  3. 実際に申請して受理された、という実績はまだありませんHi。私は申請書入手時に同封された補足規約!?を見て大丈夫と判断しました。ご心配な方は、SASEでお問い合わせ下さい。
  4. 受理された、というご報告を受けました。この際、バグが見つかったので、ver1.1で修正しました。
  5. プリントアウトは原紙と同じA3です。他の大きさで書類提出しても、受理されません。